【古典探究】課題学習振り返りフォーム⑲

傍線部a「若是」の本文中における読み方を、現代仮名遣いのひらがなで書け。

Answer explanation

「若是」は「かくのごとし」と読むが、ここでは「者」が続くので、「ごとし」を連体形にして、「かくのごとき」と読む。

傍線部bと傍線部cの「衆」の本文中での違いはどのようなものか？

Groups:

(a) 傍線部b

,

(b) 傍線部c

• 多くの人

• 多い

Answer explanation

「衆」の字は「集まった多くの人」が原義。「おほシ」と読んで「多い」の意を表す場合と、「しゆう」と読んで「多くの人・庶民・群衆」の意を表す場合とがある。

傍線部①「進退如役小児」をすべて現代仮名遣いのひらがなで書き下せ。

※句点（。）まで書くこと。

Answer explanation

「役」はここでは「使う・はたらかせる」の意。「如」にもいろいろ意味があるが、ここでは比況形の「如（ごと）シ」で訓読するのが自然。

訳：子どもを使うように進んだり下がったりさせた。

受身の助動詞として挙げられる漢字をすべて選べ。

• 見

• 被

• 所

• 将

• 使

画像の漢文を、句形に注意して訳せ。

• 私は今にも誰かをつかまえそうになった。

• 私は今にも逃げられそうになった。

• 私は今にもつかまえられそうになった。

• 私はまもなく自ら進んでつかまえそうになった。

Answer explanation

「且」は再読文字。「見」を受身の「らる」。

画像の漢文を、句形に注意して訳せ。

• 私の子供は盗賊に殺された。

• 私の子供は盗賊を害した。

• 私の子供は盗賊に危害を加えた。

• 私の子供は盗賊を避けた。

Answer explanation

受身の公式「〜する所と為る」で「〜される」という意味になる。

傍線部「被召」の読み方をすべてひらがな（現代かなづかい）で記せ。

Answer explanation

受身を表す助動詞の読み方に慣れよう！「る・らる」は古文と一緒で、未然形につきます。

傍線部「見逐於君」の読み方をすべてひらがな（現代かなづかい）で記せ。

※「逐」は「おフ」と読みます。

Answer explanation

受身を表す助動詞の読み方に慣れよう！「る・らる」は古文と一緒で、未然形につきます。

「奚大蛇囲繞周身」の訓読文として正しいものはどれか。

（法政大・法学部）

• 大蛇の奚（ため）に囲繞（ゐねう）し周身す。

• 大蛇に囲繞（ゐねう）・周身せ奚（ら）る。

• 大蛇の奚（ため）に囲み繞（めぐ）られて周身す。

• 大蛇を囲繞（ゐねう）して身を周（めぐ）らるる奚（ため）なり。

Answer explanation

「奚」は「ため」と読む可能性もあるが、受験問題においては受身で読む場合が多い。

「奚大蛇囲繞周身」の現代語訳として正しいものはどれか。

（法政大・法学部）

• 大蛇のためにあたりをまわって身をころげた。

• 大蛇を取り囲んでいたところ、体に巻きつかれたためである。

• 大蛇に巻きつかれ、体をぐるぐる巻きにされてしまった。

• 大蛇のせいで、あたりをころげまわったのであった。

Answer explanation

「奚」は「ため」と読む可能性もあるが、受験問題においては受身で読む場合が多い。