小児義手・筋電義手

筋電義手のメリットとして適切なものを選びなさい。

• 優れた外観とある程度の把持力があり、上肢肢位によらず効率が落ちない。
• 重量が軽く、調整が簡単である。
• 破損しても自己修理が可能で、低価格である。
• 操作が簡単で、特別な訓練を必要としない。
• 製造が簡単で、短期間で提供可能である。

筋電義手の制御において、前腕切断の場合に使用される筋肉の組み合わせとして正しいものを選びなさい。

• 手関節背屈筋群と手関節掌屈筋群
• 上腕三頭筋と上腕二頭筋
• 肩関節前部繊維と肩関節後部繊維
• 大腿四頭筋とハムストリングス
• 前腕回外筋群と前腕回内筋群

小児における筋電義手の導入に関するメリットとして適切なものを選びなさい。

• 重量が軽く、成長に合わせてサイズ調整が不要である。
• 訓練期間が短く、即座に使用できる。
• 輸入のため数か月待ちが発生するが、非常に低価格である。
• 操作が非常に簡単で、全く訓練を必要としない。
• ハーネスが不要で着脱が容易である。

筋電義手のリハビリテーションで重要なポイントとして正しいものを選びなさい。

• 義手の操作を習得するために、力を入れる練習を重点的に行う。
• 基本動作のみを練習し、ADLやIADLの練習は行わない。
• リハビリテーションは全て患者自身で行い、専門家の指導は不要である。
• バイオフィードバックを用いた練習を行い、筋疲労に留意しながら行う。
• 筋疲労を防ぐため、練習は最小限に抑える。

小児用筋電義手の導入に際し、公的支援の課題として適切なものを選びなさい。

• 小児用筋電義手の訓練は1年以内に完了する。
• 訓練用義手は公的支援の対象であり、自己負担は発生しない。
• 訓練用義手は自己負担であり、経済的負担が大きい。

• 小児用筋電義手の導入は義務化されている。
• 全ての小児は無料で筋電義手を提供される。

筋電義手の導入に際し、公的支援について正しいものを答えよ

• 労災認定された場合、いかなる場合でも筋電義手は自己負担なしで導入できる。
• 通勤中の受傷の場合、労働災害は認定されない
• 医療保険を用いる場合、0割負担で筋電義手を導入できる
• 小児用筋電義手では、本義手作成に障害者総合支援法が適用される。
• 小児における訓練用筋電義手では、サイズアップのたびに医療保険が適用される。

能動義手では操作効率が低下する部位を答えよ

• 胸部
• 背部
• 腹部
• 前方空間
• 下方空間

【国試】筋電義手で正しいのはどれか。

• 6 歳児以上が適応である。
• 前腕義手はハーネスを用いる。
• 感覚フィードバック機能がある。
• 五指駆動型の筋電ハンドはない。
• 1 つの電極でも開閉制御はできる。

【国試】筋電義手で正しいのはどれか。

• 小児には使用しない。
• 作業用ハンドはない。
• 能動義手に比べ把持力が強い。
• 前腕義手にはハーネスが必要である。
• 前腕義手より上腕義手の症例が多い。

【国試・4点】25 歳の男性。右前腕切断。筋電義手の作製にあたり、ハンドを開くために長短橈側手根伸筋の筋電位を検出した。近位から見た右前腕横断面の模式図を示す。ハンドを閉じるために検出する筋はどれか。

• ①
• ②
• ③
• ④
• ⑤