コンピュータシステム技術⑩

コンピュータネットワークに接続された機器・端末が通信を行うためには、物理的な接続方法やデータをやり取りするための手順などを取り決めておく必要がある。このような取り決めのことを何というか。

通信サービスが提供された初期の頃は、通信業者独自が定めたものであり、異なる業者のネットワーク間のやり取りは難しいものであった。そこで、国際標準化機構がプロトコルの標準化を目指して策定したものは何か。

OSI参照モデルの第7層に定義されている、送信側と受信側の様々なアプリケーションソフトにおいて、通信機能を使って多様なデータをやり取りできるようにする階層を何というか。

• アプリケーション層

• プレゼンテーション層

• セッション層

• トランスポート層

• ネットワーク層

OSI参照モデルの第6層に定義されている、アプリケーション層で扱うデータの表現形式を定め、送信側と受信側の装置の違いを吸収し、データをやり取りできるようにする階層を何というか。

• アプリケーション層

• プレゼンテーション層

• セッション層

• トランスポート層

• ネットワーク層

OSI参照モデルの第3層に定義されている、データの伝送路となる接続方法、伝送・中継等の制御を行う。データをパケットに分割したり、分割されたパケットを結合したりする役割も担う階層を何というか。

• アプリケーション層

• プレゼンテーション層

• セッション層

• トランスポート層

• ネットワーク層

OSI参照モデルの第2層に定義されている、隣接する中継装置間のデータ伝送を制御する。送受信時のデータの誤り検出なども行う階層を何というか。

• データリンク層

• セッション層

• トランスポート層

• ネットワーク層

OSI参照モデルは策定されたものの、実際には普及しなかった。では、現在のインターネットで標準的に利用されている通信プロトコルは何か。半角で答えよ。

TCP/IPで様々なネットワークサービスを実現するソフトウェア間において、データの送受信を実現する階層を何というか。

• アプリケーション層

• プレゼンテーション層

• セッション層

• トランスポート

TCP/IPで信頼性の高いデータ伝送や、リアルタイム性に優れたデータ伝送を行う階層を何というか。

• アプリケーション層

• プレゼンテーション層

• セッション層

• トランスポート

TCP/IPでネットワーク間の通信を行い、ネットワーク上の端末に割り当てられたIPアドレスについて規定し、ネットワークにおける「場所」を示す識別番号として使用される階層を何というか。

• インターネット層

• ネットワーク層

• セッション層

• トランスポート