2-14.画像の表現

次のうち、コンピュータのディスプレイなどに用いられる、光の三原色に当てはまらないものはどれか。

• 赤

• 黄

• 青

• 緑

Answer explanation

光の三原色は赤（Red）、緑（Green）、青（Blue）の 3 つで、それぞれの頭文字を取って RGB とも呼ばれる。

光の三原色では、色を多く混ぜるほど明るくなり、白に近づく。
これを（　）という。

• 加法混色

• 減法混色

• 乗法混色

• 除法混色

Answer explanation

加法混色では、どの色の光もない状態が黒であり、色を混ぜると明るさが増して白に近づく。

次のうち、プリンタのインクなどに用いられる、色の三原色に当てはまらないものはどれか。

• レッド

• シアン

• マゼンタ

• イエロー

Answer explanation

紙などの印刷物では、シアン（Cyan）、マゼンタ（Magenta）、イエロー（Yellow）に黒（Key plate）を加えた CMYK の 4色を組み合わせてさまざまな色を表現する。

色の三原色では、色を多く混ぜるほど暗くなり、黒に近づく。
これを（　）という。

• 加法混色

• 減法混色

• 乗法混色

• 除法混色

Answer explanation

減法混色では、どの色もない状態が白であり、色を混ぜると暗さが増して黒に近づく。

画像をデジタル化するときは、次の手順で行う。
・手順１（ア）：画像を等間隔でマス目状に分割し、画素ごとに RGB の各色の値を取り出す
・手順２（イ）：（ア）で得た値をあらかじめ決めた段階の整数値に変換する
・手順３（ウ）：（イ）された数値を 2 進数に変換する

• ア：標本化

  イ：量子化

  ウ：符号化

• ア：標本化

  イ：符号化

  ウ：量子化

• ア：量子化

  イ：標本化

  ウ：符号化

• ア：量子化

  イ：符号化

  ウ：標本化

Answer explanation

画像のデジタル化も、音のデジタル化と同様に標本化、量子化、符号化の手順で行う。

デジタル画像を構成する最小の単位を（　）という。

• ビット

• バイト

• ピクセル

• スーパーセル

Answer explanation

ピクセルのことを画素ともいう。
デジタルカメラなどの性能は、画素数（ピクセルの総数）で表現される。

画像や映像を構成する画素の密度を数値化したものを（ア）という。
（ア）の単位は、（イ）あたりのドット数を表す dpi や、（イ）あたりのピクセル数を表す ppi を用いる。

• ア：階調、イ：1 センチメートル

• ア：階調、イ：1 インチ

• ア：解像度、イ：1 センチメートル

• ア：解像度、イ：1 インチ

Answer explanation

dpi は dots per inch、ppi は pixels per inch の頭文字をそれぞれ取ったものである。
画像は解像度が高いほど鮮明になり、解像度が低いほど粗くなる。

光の三原色である RGB の各色の明るさを表す段階値のことを（　）という。

• 画素

• 階調

• 解像度

• フレームレート

Answer explanation

階調は 1 画素あたりのビット数によって決まる。
例えば、1 画素あたり 9 ビットの場合、RGB それぞれに 3 ビットが割り当てられ、各色を 2 の 3 乗 = 8 階調で表すことができる。

RGB の各色の明るさを 256 階調で表現できる画像を（　）という。

• 8 ビットフルカラー

• 24 ビットフルカラー

• 256 ビットフルカラー

• 768 ビットフルカラー

Answer explanation

24 ビットフルカラーでは、RGB それぞれに 8 ビットが割り当てられ、各色を 2 の 8 乗 = 256 階調で表す。
RGB をかけ合わせて、256 の 3 乗 = 16777216 色 を表現することができる。

ペイント系ソフトウェアで扱われる、画像を画素の集まりによって表現する画像形式を（　）という。

• ラスタ形式

• ベクタ形式

• ドロー形式

• アンカー形式

Answer explanation

ラスタ形式の画像のことをラスタグラフィックスという。
写真や複雑な画像を表現するのに適している。