測量に関する法規⑤

測量法（昭和24 年法律第188 号）において，地球上の位置は，地球の形状と大きさに近似したジオイドの表面上における地理学的経緯度及び平均海面からの高さで表示することができると定められている。

• 正しい

• 誤り

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間違い。実際の地球の形状は複雑で実用には向かないため、地理学的経緯度はジオイド上ではなく回転楕円体（GRS80楕円体）上で表される。

気象庁から高温注意情報が発表されていたので，現地作業ではこまめな水分補給を心がけながら作業を続けた。

• 正しい

• 誤り

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正しい。測量作業機関は、特に現地での測量作業において作業者の安全の確保について適切な措置を講じる必要がある。問題文の場合は熱中症対策をとる必要がある。

公共測量を実施しようとする者は，国土地理院の長の承認を得て，基本測量の測量標を使用することができる。

• 正しい

• 誤り

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正しい。測量標の使用（第26条）に関する問題である。基本測量以外の測量を実施しようとする者は、国土地理院の長の承認を得て、基本測量の測量標を使用することができる。

測量士補の資格を有していたため，測量士が立案した作業計画に従い，測量技術者として公共測量に従事した。

• 正しい

• 誤り

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正しい。測量法第49条に「測量士補となる資格を有する者」という記載があり、これが測量士補となる場合は、登録しなければならないとある。測量士補の資格を有するとは、「登録された測量士補」と考えることができる。同第48条3に「測量士補は、測量士の作製した計画に従い測量に従事する。」とあるため正しい。

作業地周辺の住民や周辺環境に影響がない場所と思われたが、基準点測量における測量標の埋設時に使用しなかった資材などを、速やかに現地から撤去した。

• 正しい

• 誤り

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正しい。社会的な常識から考えても、資材は撤去し原状回復を図るべきである。

地心直交座標系の座標値から，当該座標の地点における緯度，経度及び楕円体高へ変換できる。

• 正しい

• 誤り

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正しい。地心直交座標は地球上の位置をITRF座標系の座標値で位置を表したものである。地心直交座標はX,Y,Zの３つの成分で表され、計算によって緯度、経度、楕円体高に換算できる。

地球上の位置は、地球の形に近似したジオイドの表面上における地理学的経緯度及び平均海面からの高さで表すことができる。

• 正しい

• 誤り

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間違い。ジオイドの表面上における地理学的経緯度ではなく、準拠楕円体（GRS 80）面上の地理学的経緯度（緯度・経度）と平均海面からの高さで表される。

局地的な大雨による災害や事故が増えていることから，現地作業に当たっては，気象情報に注意するとともに，作業地域のハザードマップを携行した。

• 正しい

• 誤り

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正しい。測量作業機関は、特に現地での測量作業において作業者の安全の確保について適切な措置を講じる必要がある。

地心直交座標系の座標値から、当該座標の地点における緯度、経度及び楕円体高が計算できる。

• 正しい

• 誤り

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正しい。地心直交座標系とはGNSS測量によって得られる座標値であり、地心直交座標系と経緯度及び楕円体高は相互換算が可能である。

測量計画機関から貸与された測量成果などのデータを格納したUSBメモリを紛失したが、作業進捗に何ら影響がなかったため、測量計画機関には作業終了時に報告した。

• 正しい

• 誤り

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間違い。関係法令等の遵守（作業規程の準則 第4条）に関する問題である。測量作業の実施に当たり、法令を遵守し、社会的慣行を尊重しなければならない。貸与されたものであるから、紛失に気付いた時点で測量計画機関へ報告すべきである。